8月の読書メーター
読んだ本の数:47冊
読んだページ数:11878ページ
ナイス数:47ナイス
すきまのおともだちたち
胸に灯りがともる作品。
読了日:08月02日 著者:江國 香織創竜伝13〈噴火列島〉 (講談社文庫)
ここまで引っ張っておいて、完結しないなんて! 正直、腹立たしい。
読了日:08月02日 著者:田中 芳樹谷山浩子童話館 (1979年)
夢のような夢物語。
読了日:08月02日 著者:谷山 浩子天然理科少年 (文春文庫)
再読。あたたかくて雰囲気があるいい話。
読了日:08月03日 著者:長野 まゆみ下妻物語―ヤンキーちゃんとロリータちゃん (小学館文庫)
凄く面白かった。金曜日のおでかけにはBABYを着よう! それにしても、ロリータ=ロココだったのか。
読了日:08月03日 著者:嶽本 野ばら僕の妻はエイリアン 「高機能自閉症」との不思議な結婚生活
実は妻が夫視点で書いていると云うのを判って読んだので、読みにくさはあったものの気にならず。わたしも高機能自閉症なので、周囲の人に読んでもらいたいと思った。
読了日:08月04日 著者:泉 流星猫道楽
立ち読みした時にエロだった印象が強かったので、警戒しながら読み出した。結果、予想外にハートウォーミングだった。
読了日:08月04日 著者:長野 まゆみカルメン (岩波文庫 赤 534-3)
結構、呆気ない話だった。オペラはどんなのかな?
読了日:08月04日 著者:プロスペル・メリメ改造版 少年アリス
改造版じゃない方が読みたかったのだけど、点字図書館になかったので。わたしは音訳図書を聴いているので気にならないけれど、あの漢字表記がなくなっているらしいのが残念。ドラマCDを最近聴いたのだけどラストも謎のないオリジナルの方がすっきりしてて善かった。間口を広げたかったのかも知れないけれど、改造は不必要だったのじゃないかな。
読了日:08月05日 著者:長野 まゆみ誕生日の子どもたち
再読。イノセンスをテーマにした短編集。カポーティーの短編には、哀しいくらいの煌めきがある。
読了日:08月06日 著者:トルーマン カポーティ落下する夕方 (角川文庫)
再読。昔、わたしは「きらきらひかる」の笑子になりたかった。大人になった今、笑子にはなれているように思う。今、わたしは華子になりたい。
読了日:08月06日 著者:江國 香織チーズと塩と豆と
欧羅巴を舞台にした食と愛に関するアンソロジー、有名女性作家を集めた。どれもうまかったけれど共感できなかった。
読了日:08月07日 著者:井上 荒野,江國 香織,角田 光代,森 絵都とるにたらないものもの (集英社文庫)
確かに「とるにたらないものもの」であって、真剣に読まないでもいいような力の抜けたエッセイ。江國さんの小説は紛れもなく、この人から生まれてくるのだと思わせられた。
読了日:08月09日 著者:江國 香織冷血 (新潮文庫)
いつものカポーティの方がいい。
読了日:08月09日 著者:トルーマン カポーティカポーティ短篇集 (ちくま文庫)
再読。「無頭の鷹」は村上春樹訳のとは版が違うのかな?こちらの方が好みだ。
読了日:08月09日 著者:トルーマン カポーティみんな声優になりたかった―神谷明と25人の声優たち
ああ、声優になりたかったな。
読了日:08月10日 著者:神谷 明劇薬処方箋―声優・古川登志夫の演劇的自伝エッセー
どんどん宗チックになって行って、戸惑った。
読了日:08月11日 著者:古川 登志夫ぼく、ドラえもんでした。涙と笑いの26年うちあけ話
ドラえもんへの愛が凄い!
読了日:08月12日 著者:大山 のぶ代ありのままの子育て―自閉症の息子と共に〈1〉 (自閉症の息子と共に (1))
バイタリティが凄い。
読了日:08月13日 著者:明石 洋子虞美人草 (新潮文庫)
再読。文章が流麗すぎる。厚化粧。しかし、後半が怒涛の展開で面白い。藤尾さんが可哀想だ。
読了日:08月13日 著者:夏目 漱石ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ
原典の素晴らしさを改めて感じた。金原さんの「葵」はちょっと原典から離れすぎでは? 葵があんなに光に甘えられたら、ふたりはそもそもすれ違わないのでは? 町田さんの「末摘花」は強烈すぎ。
読了日:08月14日 著者:江國 香織,松浦 理英子,角田 光代,金原 ひとみ,桐野 夏生,小池 昌代,島田 雅彦,日和 聡子,町田 康黒い雨 (新潮文庫)
凄惨な描写が続く。かなり重かった。でも、名作だと思う。
読了日:08月14日 著者:井伏 鱒二孤高のメス―外科医当麻鉄彦〈第4巻〉 (幻冬舎文庫)
実川先生が主役みたいだった。
読了日:08月15日 著者:大鐘 稔彦孤高のメス―外科医当麻鉄彦〈第5巻〉 (幻冬舎文庫)
やっと当麻先生が主役らしくなってきた。
読了日:08月16日 著者:大鐘 稔彦孤高のメス―外科医当麻鉄彦〈第6巻〉 (幻冬舎文庫)
面白かったけれど、ちょっと当麻先生には現実感なさすぎ。
読了日:08月17日 著者:大鐘 稔彦甘い記憶―6 Sweet Memories
森永チョコレートのキャンペーンのプレゼント本。さらりとした読後感だったので納得。寄生妹が面白かった。
読了日:08月18日 著者:井上 荒野,川上 弘美,小手鞠 るい,吉川 トリコ,野中 柊,江國 香織あたしの嫌いな私の声
いかにもキャラメルっぽい。超能力とか出てくるし。それにしても、声優をやっていたわたしにとって懐かしすぎる滑舌練習文が!まんまやったものばかりだよ。
読了日:08月18日 著者:成井 豊南総里見八犬伝 (21世紀によむ日本の古典 19)
ダイジェスト。
読了日:08月18日 著者:砂田 弘いねむり先生
最後に引用が出てくるまで実話だと思いませんでした。他の人の感想を読んで、色川武大や夏目雅子のことを知りました。知らないでも充分にあったかかったです。
読了日:08月19日 著者:伊集院 静怪盗紳士ルパン (アルセーヌ・ルパン全集 (1))
大好き。好きすぎて、にやにやする。好きすぎて、泣いてしまいそうになる。
読了日:08月20日 著者:モーリス・ルブランルパン対ホームズ (アルセーヌ・ルパン全集 (2))
エルロック・ショルメス。ドイルの創作したホームズと云う人物をここまで生き生きと描くルブランに感嘆する。
読了日:08月21日 著者:モーリス=ルブランきらきらひかる (新潮文庫)
何度読んだか知れない。大好き。文章を殆ど暗記しているくらいだ。笑子になりたいと思っていた、昔は。今は笑子にはなれていると思う。 このままでいられない切なさ。
読了日:08月21日 著者:江國 香織神様のボート (新潮文庫)
何度目かの再読。今まではハッピーエンドだと思っていたのだけど、今回はじめて違うのかも知れないと思った。でも、神様のボートだからハッピーエンドなのかな。だけど、神様だから、やっぱり違うのかな。
読了日:08月22日 著者:江國 香織なつのひかり (集英社文庫)
再読。シュール。今の季節にぴったりだと思う。
読了日:08月22日 著者:江國 香織ウエハースの椅子 (ハルキ文庫)
「神様のボート」、「がらくた」と三部作だと云うから読んでみた。満たされているようで「絶望」が共にある小説。エッセイの江國さんに似ていると思った。
読了日:08月24日 著者:江國 香織間宮兄弟
何がおきるわけでもないのはいつものこと。だけど、恋愛じゃない江國さんは新鮮。兄弟の丁寧な生活が善かった。
読了日:08月24日 著者:江國 香織翳りゆく時間(とき) (新潮文庫)
三島由紀夫がだんとつに善かった。
読了日:08月25日 著者:浅田 次郎日のあたる白い壁
わたしは音訳図書で聴いているので絵が見られなくて残念だった。
読了日:08月26日 著者:江國 香織ぬるい眠り (新潮文庫)
大好きなきらきらひかるの10年後『ケイトウの赤、やなぎの緑』が読みたかった。変わらないでいられなかったことが雑誌で読んだ時はショックだったけど、再読して心穏やかになった。睦月を棄てても紺くんは<三人の場所>を手放さずにいるのだな。 ノミの話が強烈。
読了日:08月26日 著者:江國 香織いつか記憶からこぼれおちるとしても (朝日文庫)
ひとつの女子高の6人の女子高生を描いたもの。女子高生の瑞々しさが切り取られていた。
読了日:08月27日 著者:江國 香織JOY!
途中まで実話だと思っていた。だけど、企画モノなのだろうな。製作過程が気になる。リレー小説みたいに書いていったのかな。
読了日:08月29日 著者:角田 光代,井上 荒野,江國 香織ナナイロノコイ (ハルキ文庫)
唯川さんだけ少し面白かった。あとはだから何だと思った。
読了日:08月29日 著者:江國 香織,井上 荒野,谷村 志穂,藤野 千夜,角田 光代ブラームスはお好き (新潮文庫)
お洒落な文章はうますぎるくらいなので、もうちょっと引っ掛かるところが欲しい。うまさはカポーティに似ている。
読了日:08月29日 著者:フランソワーズ サガン,朝吹 登水子,Francoise Sagan助手席にて、グルグル・ダンスを踊って (河出文庫)
いかにも文藝賞。青春小説。
読了日:08月30日 著者:伊藤 たかみ悲しみよこんにちは (新潮文庫)
感受性の強い女の子の小説。
読了日:08月30日 著者:フランソワーズ サガン,朝吹 登水子,Francoise Saganすばらしい雲 (新潮文庫 サ 2-5)
アランにイライラさせられるけど好みだ。
読了日:08月31日 著者:フランソワーズ サガン,朝吹 登水子,Francoise SaganVintage'07(ヴィンテージ・セブン)
ワインのアンソロジーに相応しく芳醇で良質な本。
読了日:08月31日 著者:江國 香織・伊集院 静,藤原 伊織・佐藤 賢一,小池 真理子
読書メーター
最近のコメント