今日のおやつは冷やしぜんざいだった。冷やしぜんざいは、ミルク味の冷たい汁の中に白玉が浮かんだもの。
「農業班、行くよ。紫蘇田さんに促されて、テラスに出て野菜を植えた。
と云っても、わたしは見てただけ。紫蘇田さんと梅本さんが頑張つていた。
帽子をかぶり、わたしはその樣を見ていたが、太陽は強い。
「太陽強いね。」
紫蘇田さんは嗤う。
「太陽強いって、小学1年生でももっとまともな作文書くよ。」
「詩的な表現だよ。」
「知的? どこが知的なん。」
「知的じゃないよ。詩的。ポエトリー。」
「小学校1年生でももっとまともな比喩を使うと思うよ。」
太陽に当たったせいか、夕方微熱を出した。
それで、わたしを表に出すのは禁止となった。
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