今日のおやつはアップルゼリーだった。
猪口くんと喧嘩した。それで泣いてしまったところ、ナースが1階に下りて来た。
「今日はゴールデンウィークなんで家族もいっぱい来ているので、泣いたりしたらいけん。」と猪口くんに云って、猪口くんから事情を聞いて、
「待ってって云ってるのに、勝手に行ったんやね。」
とか、
「わがまま云ったんやね。」とか
「一人で生活できるようにならんといけんってお父さんも云いよんやけど、本人だけが判ってない」
等と云っていた。
わたしは勝手に解釈されたくなかったので、ナースを呼び止めたのだが、
「わたしは、今仕事してて忙しいの。話があるんだったら二階においで。」
と、云い捨ててナースは去って行った。
わたし、更におお泣き。
林原―や時永さんが聞いて慰めてくれた。
「おいでって云っても勝手に行ったら怒るくせにね。どっか行くにも誰か呼ばなきゃいけないのにね。云ってることちょっとおかしいね。それは後でちゃんと抗議しなさい。」
そうなのだ。その午前中に、ナースからどこかに行きたいときは誰かに声を掛けることと云うお達しがあったばかりなのだ。
その後も気分は治らずわたしはフロアに居たくなくて、部屋に帰りたいと云っていたのだが、ナースが「またわがまま云いよる」と云っていたのが聞こえた。
勝手な解釈はとても厭だ。
あまり悲しかったで詩を書いた。情緒が不安定な時には言葉を綴ることにしている。前の精神科医に「辛い時には書きなさい。それがあなたの生きる道です。」と云われたからだ。
そんなわけで孵化以前ことばに[認識]と[想いの埋葬]の二つも追加できた
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