昨日の稽古の中で図らずも夢を暴露する羽目になった。
爆発した講師の激しい怒りに困惑して、言い訳代わりに云ったことがきっかけ。
「夢があって、知りたいことがあって、その為にここに来ているけれど、どうにもうまく行かなくて身動きが取れないのだ」と。
彼女の答えは、「はっきり云ってあたしは翠が何を分かりたいのか知らないから、何も云えない」というもの。
そこで、大元から説明することにした。
「わたしは真実を知りたい。人類を救いたい。」
我ながら布教活動みたい…内心苦笑しつつ、わたしは話す。
掻い摘まむと、「心理学(ゲシュタルト系+トランスパーソナル系)×精神世界×ヨガ(等の東洋思想)×哲学」という感じの仮説を壮大に。
そして、それを検証していけば凄いことができるはずなのだ、と。
「誰のために?」と訊かれた。
「みんなのために。」
出てくる答えはそれ。
みんなのために。
「みんなというのは、たとえばわたしの友人。生きにくさに苦しんでいる愛すべきひと。」
付け加えてそう云うと、講師はやっと納得してくれた。
だけど、それは一部しか正しくない。安心の回答ではあるけれど。
正確には「友人に象徴される人達…弱いひと、強がるひと、戦うひと、殺すひと、死にゆくひと、みんな」なのだ。
(つづく)
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