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夜中、宿主と酒を飲みながら、たましいや愛や創造の仕事やふるさとについて語り合う。
互いに深い琴線に触れて涙をこぼしながら、夜が明けるまで。

すごくすとんとしみこむように交流が成立する、無条件で信じられるやわらかいひと。

わたしたちの苦しみこそがわたしたちなのだ。苦しむしかないのだ。それが、今のわたしたちのこたえ。

わたしたちは、たましいや死に近い場所、ふつうのひとが知らない場所にまで足を踏みいれてしまったのだから。ここまで来てしまったのだから。