一緒に乗った人はカジュアルな人で、とても身軽なのだが子供がいるらしい。
でも、いままでの誰よりも感じがいい。
年をとっていることに奢っていないのだと思う。
わたしのような子供相手でも、一個人としてちゃんと対してくれる。
人ってわからないと思う。
子供なんていない、ずっと若いつもりになっているような人でも、その逆の事をすることが多々ある。
わたしは”大人”には決してなれないと思う。
だけど、どんなひとになれるだろう。
わたしはいま傍若無人な若者で、大人相手でも一個人として対そうとするけれど、逆の立場になったときに、あたりまえにそれができるだろうか。
そんなことを考えさせられる。
でも、わたしがそもそも年を取るということ自体が疑問だ。
そういう方向には、この道は伸びていない気がする。
なんとなくだけれど、螺旋のようなぐるぐるにはまってしまっている気がするのだ。
わたしは多分、”大人”にならない。
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