水曜は貴重なおやすみの日。
今のうちに少しでも金曜までのレポート3本に手をつけておこうと思っていたのは、しかし朝のうちだけ。
あとはひたすら激しい眠気に身を任せて自堕落に過ごす。

自堕落という言葉はわたしに良く似合うと思う。
退廃的でどことなくレトロで好きな言葉だ。
何も為さずに過ごしたことへの後悔も自己嫌悪さえも、
自堕落という言葉の響きの中にゆらゆらと溶け流れてゆく。

そうしてわたしは逃げつづける。
現実が逃れようもないほどにわたしを追い詰めるまで。
今日の自分を甘やかし、明日の自分を追い詰める。
これはいけないことだ、眠りと夢の片隅で叫ぶわたしを置き去りに。