発熱中。
躰の節々が甘く煮溶けたような感覚と倦怠感。

熱は昨日の夕方が一番辛く、今日は少し落ち着いて七度台後半。
このくらいの熱は下手に動けてしまうからやっかいだ。おかげで授業にもきちんと出る羽目になった。動けてしまうのに怠さは如何ともし難い。

恋人からメールで、恋人も発熱中との旨を知る。
苦しいのが独りぢゃないことに、一緒に熱を出すって状況に、なんとなく嬉しくなる自分が可愛い。

午後、件の友人(今回の体調不良の原因人物。昨日の日記参照)がお詫びのご奉仕にやってくる。
本日のご奉仕は食事と洗濯。
人を赦すって難しい。わたしはめったに怒ったりしない分、余計に難しい。

カウンセリングをキャンセルして一眠りし、夕方大学の映画会へ。毎年冬のこの時期、金曜の夜ごとに開かれる入場無料の映画会。本日の上映作品はこの冬のラインナップにおける目玉(わたし的に)、「山の郵便配達」。公開中どうしても都合がつかなくって行けなかった悔しさの残る作品。今回はどうしても行かないわけにはいかない。
体調的にはかなり辛かったが無理をした甲斐がある作品だった。
それにしても中国の(特に年配の)俳優はいい。
文革を経た世代だからなのか、中国という国がもつ気質なのか分からないけれど。

そして今、携帯から生存報告。
なんだか箇条書きみたいな文章になってしまった。手帳にメモしてるんぢゃないんだから。

でもとりあえずこうしてここに生きています。