母の学校の学習発表会を見に行った。
「大江戸とんち村」というお芝居。
そこで、子どもたちをテキパキと動かす教師顔の母を見た。
わたしは明日、実家を出て行く。
それはとても喜ばしいことなのだけど。
昨日から、どうしても申し訳ない思いに囚われてしまう。
仕事におわれる両親。
寂しがりやの両親。
ここにいられなくてごめんなさい。
泣き出しながら、それでもどうしようもない。
わたしの居場所をどんなにあけてくれていても、
どんなに待ってくれていても、
わたしの居場所はこの家ではないのだ。
そう思うと涙があふれて止まらなくなってしまう。
なんて親不孝なんだろう。
ほんとうにごめんなさい。
わたしは明日巣立ちます。
頑張るから、生きていくから、だからどうか赦して。
そして元気でいてください。
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