本当に突然作ろうと閃いた歌集ですが、その勢いのままに表紙をつけ、装丁を終えました。
完成です。

今回の装丁には毛糸とか接着剤とかを使って、ちょっと豪華チックだったり。
一応タイトルが、「赤い赤い糸の果て」というものなので、
それに合わせて毛糸を這わせたりしてみたのですが。
表紙の紙を選び歩いているときに、ポンと全体イメージが浮かんで、
じっさいに糸をつかおう!となったのです。
それから表紙の紙と一緒に毛糸も購入して参りまして、作業に入ったのでした。
作っている間はもう本当にひらめきに上機嫌で、
わたしって天才ぢゃん?くらいにすっかり有頂天だったのですが。

出来上がってみると、意外となんてことはないのでした。
それでもしばらくは大満足でいろいろ眺め回してはため息を吐いていたのですが、
少し落ち着いてみると、何というか、
今回の装丁はけっこう、ある物にそっくりなんです。
よくある、あれ。そう、あれ。

結婚式の招待状(自爆)!!!

予想外でした。ほんとうに痛恨です。

当然、絡み合った赤い糸も、妙な意味を帯びて見えてきます(死)。

一番わたしが苦手とする路線に、自ら足を踏み入れているような。
うぐ。
いや、内容はちっともそうぢゃないんですよ。
だから余計に困ったさんです。

だって~、もしも~、表紙買いしてくれるような方がぁ、
もしかしていたりなんかしたらぁ(←いつもの親ばか健在)、

そしたら詐欺だよなぁ、と思わざるを得ません(きっぱり)。

それでも可愛いことには変りないんですけどね。
いろいろどうしようもなくなって、いろいろ試してみたんだけど
(それこそもうほんとうにいろいろで、暴れたりとか、泣き喚いたりとか、
自発的に階段から落ちてみたりとか)、そういうのがぜんぶ駄目で、

それで、「本作りしかない」、という結論に達して作った本。
大切に手間暇かけて作った自分の本。

今回も自信を持って送り出したいと思います。


よろしく!!(←誰に云っているのやら・・・・・・)