世界遺産、中城に来ています。
石灰岩の静かな城趾。
佇む石垣、風に揺れる木々と、眼下に広がる海の碧。
後は蜻蛉が飛んでいるばかり。
ここが静かであればあるほど、美しくあればあるほど、わたしがほんとうには持っていないはずのいまわしい記憶に囚われます。
そして城址の沈黙の中、わたしは動けなくなります。
あたりには、迫り来るプロペラと、吹き抜ける風の音だけ。
城趾の
静止(しずか)の時を破りつつ
迫り、飛び来る、
軍用の機。
世界遺産、中城に来ています。
石灰岩の静かな城趾。
佇む石垣、風に揺れる木々と、眼下に広がる海の碧。
後は蜻蛉が飛んでいるばかり。
ここが静かであればあるほど、美しくあればあるほど、わたしがほんとうには持っていないはずのいまわしい記憶に囚われます。
そして城址の沈黙の中、わたしは動けなくなります。
あたりには、迫り来るプロペラと、吹き抜ける風の音だけ。
城趾の
静止(しずか)の時を破りつつ
迫り、飛び来る、
軍用の機。
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