電車の中でこの前の「驚くべき時代」打っていたのだけど、そのわたしを乗り合わせた中国人らしき女の子(といってももうけっこう大人)がちらちら見ている。
正確にはわたしが提げているものを。
手提げ袋。
大中で380円(関係ないけれど、大中はチープでキッチュなばかばかしいようなものがほんとに安く手に入るから、大好きプレイスだ)。
それは生成りの綿でできた縦長のお稽古バックで、天体や地球のイラストとともにその説明(太陽とか、地球とか、星星とか、人工衛生とか)書いてある。
それが中国漢字(というのかな、簡易体みたいなやつ) で書いてあり、その子はそれに興味をひかれている様子。
一緒に居る友人二人にこちらを指差しながら早口の中国語で何かをまくしたてている。
当然中国語なので、何を言っているのかは分からないのだが、それでも気になる。
なんせ、わたしのほうを指差して話しているのだ。
「あ、みてみて、中国語よ。なっつかしい~♪」
くらいならいいけれど、
「うわ、変な中国語持った日本人がいるよ~、かわいそうに分かんないのね」
だったらどうしよう、と動揺だけが増してくる。
だってほら、よくアジアとかヨーロッパで、奇妙に間違ったに日本語(漢字も)のTシャツを得意げに着ている人っているじゃない?
もしかして、わたしも、あんな感じに見えてるのかしら??
そう思うと、気になって気になって。
けれど、今更隠すこともできず……中国人の一行が散々わたしのかばんをネタに談笑しながら下りていった後も、わたしは複雑な心境のまま取り残されてしまったのでした。
ああああああ~~~~~、気になる!!!!!!!
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