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終焉への微熱。


ひとつの時代を終わらせるのには、
それなりのエネルギィが要るのでしょう。
明治維新しかり、ロシア革命しかり。

そんなことを考えました。

失われゆくものへの愛惜と
新たな旅立ちへの希望、
何事にもバランスをとるのは、むつかしいです。

終焉へ向かう歩みは、
興奮と不安と、いろいろなものが綯い交ぜの、
熱に浮かされているような状態で。
それは面白くもあり、悲しくもあり、
けれども根本的な部分は麻痺していて、
不思議に無感覚なのかも知れません。
  
 

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