線と線のあいだ


線と線のあいだ、端と端。
そのセンターをとって動くことが苦手だ。それはもう圧倒的に。

ノォトでも道路でも。ついついどちらかの線にそってしまう。安心なのだ。まっすぐたしかなみちだから。
 
 

どろだんご


光る泥だんごのテレビを見た。
この光る泥だんごのことは前にもテレビで見たことがあり、知っていたのだが、今回のはドキュメンタリー。
光る泥だんごを研究し、その作り方を解き明かした大学教授。彼に教わった幼稚園の子供たちが泥だんご作りに熱中する。子供たちの力ではだんごは幾ら磨いても光を放つことはない。それでも子供たちは何時間でもだんごを作り続ける。

途中まではすごく楽しかった。

今、熱中してることが何かに繋がるとかこれが出来たから将来どうだとかそういう考え方ではなく、今が完結した時間としてたっぷり満ちているそれでいい。うんうん、そうだよな…と思いながら見ていられた。

しかし、途中で教授がある実験を試みる。自分の作った美しく光り輝く泥だんごを子供たちに与える。子供たちは自分で作った光らない泥だんごとどっちを選ぶのか。そこからわたしは急に子供側にシフトしてしまった。

いやらしい。いい気なものだ。大人にとっては興味深い実験なのだろうが、なんて残酷、なんてエゴ。

心が軋む音がする。お願い、もうやめて。
辛かった。
 
 

マンボウとめざし


わたしには時におそろしくもの知らずらしい。世間知らずだと笑われることも多い。

でも、その分、世界は不思議で充ち満ちている。いたるところに謎と発見とが転がっているのだ。それはそれで愉しい。

そして本日の発見。
1、マンボウ
2、めざし
この二つ。

マンボウがほんとにイラストとかでよく見るあのかたちでほんとうに薄っぺらいのだということ。マンボウは外洋に出たフグだということ。

めざしは魚の目を刺した状態を指すのであってめざしと云う名前の魚は居ないこと。だからたとえば、シシャモでもめざしたり得るのだということ。

知らなかった~。みなさん、知ってましたか?
 
 

エロチック漢字


演出家から、本質が分からずにそんなやり方をしてるとたとえ今回うまくいったとしても次で躓くよ、というメール。
内容は穏やかじゃない。
ただでさえ、こんなにかなしい夜なのに、追いうちを掛けなくても…と少しだけ恨めしく思ってみたりもする。

だけど…

躓くって漢字いいね♪
跪くみたい。

頸とか。
画数多めの漢字ってどうしてこうもエロチックなのでせう…

堅い漢字が更にお堅くなるのだから、もっと禁欲的になっても良さそうなものなのに。そういうものほど逆にエロスを感じさせるってことかしら?

骨格の奇麗な中学生とか、清冽な美貌の青年僧とか、キリリと整った剣道着の襟の合わせとか、みたいに。

たった漢字一字の視覚的効果でこんなに悦んでるわたしも可笑しいけど。
 
 

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