介助者が云う。
「会社に不満がありまして、やめることにしました。」

介助者、わたし、Gさん(自立生活センターのひと)と云う席で発言されたこと。

Gさん(自立生活センターのひと)も聞いていたはずなのに、
介助者がいなくなったら、

「表面上、ああ云っているだけで、カゲリンが悪い。」

と云う。

わたしは用事があると云っているのに、
時間が過ぎてもやめないし、

「だから、お前(会社)だよ!」と思うし、

ほんとうにつらかった。不愉快だった。



帰り道、「こう云われたのだけど、」と介助者にわたしは云う。
介助者はおどろいていた。

「あたしが何の為に話したんでしょう。どうして、そうなるわけ? だから、会社が悪いって云ってんぢゃん!」

介助者はわたしの希望を容れて、ひと月の猶予を呉れると云う。
「ミカヅキさんが悪いなら、延ばしたりしませんよ!」

「結局、責任を取らないと云うことですね。それで、あたしには『ミカヅキさんが厭(いや)ぢゃないなら、もう少し、延ばして呉れないか』と云って、ミカヅキさんには『ミカヅキさんが悪い』と云う。自分は責任を取らないわけですね。」

狡(ずる)いと思う!