熱が高く(38.2℃)、気怠さにまかせて、小説を書きながら、
デイジー(音訳)図書で、長野まゆみの『雨更紗(あめさらさ)』を聴く。

烈しく後悔!

湿気の多い晩に、聴くものぢゃない。熱が高いようなときにも、聴くものぢゃない。

【あらすじ】
二重人格は夏越し祭りの夢か? 幽霊に抱かれたのは雨夜の幻か? 鏡花の作品世界のような、少年と美女と青年と妖しげな屋敷と森の世界の中で織り成される人格分裂者と少年愛の物語。
1994.4 河出書房新社

玲(あきら)=哉(はじめ)の助けてほしいと云う思いだけは伝わってきて、
今のわたしの助けてほしいと云う思いに
シンクロして、読後感、最悪っ!

その後、トイレに行ったのだけど、介助者が出て行こうと云うときに、

心細くなってしまい、「ひとりにしないでください。」と云ってしまったら(介助者も困ったと思われる)、

介助者が床走行用リフトの上に、

ウープとスープ(わたしのクマの縫いぐるみ。小・大だが、親子かどうかは不明。)を置いて呉れた。

ウープとスープ

ウープとスープ

で、小説を書いていたわけだけど、「なんか、違うな。」と思った。

今のわたしの助けてほしいと云う思いをそのままに乗っけたものを書くべきだと思ったのだ。

さて、どんな話にするかな?