天皇が入院中だそうだ。
「入院中なの?」
わたしはスタッフに訊いた。
「気管支炎。」
「なーんだ。たいしたことないね。」
「あのね、あの人、一応、高齡者やからね、死ぬかも知れんのですよ。まあ、あなたより躰強そうな気もするけど。」
スタッフが入所者と話をする時にしゃがむべきかどうかでスタッフとパートのスタッフが揉めていた。
パートのスタッフがいなくなったところで、わたしとスタッフは話をする。
「身長の違う人を同じベッドを使わなければいけないのは差別だとす云うよね。」
わたしは云った。
「どっちかって云うと、そっちが失礼やろ。座ったままで人と話して!」
叫ばれてしまった。
ほんとだ。
こんなことを書いたら、また施設の上の人からスタッフが怒られるかも知れないけれど。
でも、わたしにとってそれこそ革命的に重大な発見だったから、怒らないでほしいな。
施設のスタッフが話していた。
「地面の『じ』は、なんで『ち』に点々ぢゃないんかね。」
「そうだよね。」
わたしは素直に同意する。
「でも、厭やけどね。『ぢしん』とか。痔が搖れようみたいで。『ぢわれ』とかね。」