10月の読書メーター
読んだ本の数:38冊
読んだページ数:13108ページ
ナイス数:127ナイス
総統の子ら
読んで善かった。読まなかったらナチス=悪だとだけ思っていただろう。読み応えがあった。ところどころ、出てくる同性愛的表現が好きだった。
読了日:10月01日 著者:皆川 博子ジャムの真昼
今まで読んだ皆川作品が善かったので期待してしまった。
読了日:10月02日 著者:皆川 博子眠りの森 (講談社文庫)
加賀さんが成長するさまが面白い。シリーズ、読んで行こう。
読了日:10月03日 著者:東野 圭吾ブロードウェイ夢と戦いの日々
ブロードウェイブロードウェイと云う映画に出てきたタカラユカの本。映画で可愛いと思ったので愉しく読んだ。
読了日:10月03日 著者:高良 結香天使の耳の物語
キャラメル的。たぶんにご都合主義的だったけど、面白かった。エンターテインメント。テーマとかはない感じ。
読了日:10月03日 著者:成井 豊夜のピクニック (新潮文庫)
なにかが起こるわけでもない話。だけど、凄く面白かった。これだけのストーリーでこれだけ読ませるのは凄い。筆致と云うのかな?
読了日:10月04日 著者:恩田 陸チョコレートコスモス
「ガラスの仮面」ファンのわたしとしてはにやりとしてしまうほどのオマージュっぷり。響子のサラブレットぶりは亜弓さんだし、飛鳥の天才ぶりは完璧にマヤ。友人によると、三部作らしいのだけど、続き、出るのかな?
読了日:10月05日 著者:恩田 陸月の裏側 (幻冬舎文庫)
そんなに面白くなかった。不思議だったけど。結局、多聞に長靴を穿かせたのは誰なのかな?
読了日:10月05日 著者:恩田 陸中庭の出来事 (新潮文庫)
難しかった。これはチョコレートコスモスと関係するの?
読了日:10月06日 著者:恩田 陸読書会 (徳間文庫)
本を読んでいないのであんまり面白さが判らず。萩尾望都は善かった。
読了日:10月07日 著者:山田 正紀,恩田 陸図書室の海 (新潮文庫)
ウェイトレスが砒素を盛る話が面白かった。
読了日:10月07日 著者:恩田 陸ゴールデンスランバー
滅茶苦茶、面白かった。昂奮しながら読んだ。面白かった。圧倒的な権力、と云うものをわたしも体験したことがある。
読了日:10月08日 著者:伊坂 幸太郎君の心臓の鼓動が聞こえる場所
面白かったけれど軽かった。軽いよ。
読了日:10月08日 著者:成井 豊ミシン (小学館文庫 た 1-4)
好み。出てくる洋服とかあまりに馴染みがある。
読了日:10月09日 著者:嶽本 野ばら鱗姫 (小学館文庫)
どきどきした。よく考えたら、これ、オジサンが書いているんだ。へんなの。近親相姦は好き。
読了日:10月09日 著者:嶽本 野ばらエミリー (集英社文庫)
他のに比して、「エミリー」は書き込み具合が違うように思える。でも、これをオジサンが書いていると云うことに引っかかりを感じるわたしって狭いな。
読了日:10月10日 著者:嶽本 野ばら恋愛の国のアリス
嶽本野ばら本人に興味が出てきたところだったので愉しかった。
読了日:10月10日 著者:嶽本 野ばら恋のトビラ
森絵都さんの「本物の恋」が善かった。きちんと展開してきちんと着地した感じ。
読了日:10月11日 著者:石田 衣良,角田 光代,嶽本 野ばら,島本 理生,森 絵都吉川英治全集〈第26巻〉三国志 (1966年)
「三国志を読みはじめたよ。」と云ったら、「魏記? 呉記? 蜀記?」と訊かれたので、「判らないけれど、吉川英治。」と云ったら、「ぢゃ、蜀記だね。」と云われた。そうなのか。 孔明はまだ出てこないのだな。
読了日:10月13日 著者:吉川 英治吉川英治全集〈第27巻〉三国志 (1966年)
曹操の関羽ラブラブさに笑った。曹操が呉に大敗する件が面白かった。
読了日:10月16日 著者:吉川 英治吉川英治全集〈第28巻〉三国志 (1966年)
関羽と張飛が死んだのにも吃驚したけれど、玄徳まで死んだのには吃驚した。孔明が孤軍奮闘している感じが可哀想だった。
読了日:10月19日 著者:吉川 英治孤高のメス―神の手にはあらず〈第1巻〉 (幻冬舎文庫)
最初当麻先生が出てこないのかと思って、がっかりしていたら、出てきて善かった。
読了日:10月19日 著者:大鐘 稔彦孤高のメス―神の手にはあらず〈第2巻〉 (幻冬舎文庫)
今のところ、当麻先生は順調だな。島田院長、大丈夫かな?
読了日:10月20日 著者:大鐘 稔彦孤高のメス―神の手にはあらず〈第3巻〉 (幻冬舎文庫)
次巻で終わるのだろうか。
読了日:10月21日 著者:大鐘 稔彦孤高のメス―神の手にはあらず〈第4巻〉 (幻冬舎文庫)
今までの3巻はなんだったんだ、と云うくらい、この巻は怒涛の展開。しかし、当麻先生までバージンだとは吃驚。まあ、女性のバージンだけが神聖視され、男性の童貞は莫迦にされる昨今の風潮もどうかと思うのでこう云うのもありかな? 甦生記念病院も助かって、善かった。
読了日:10月22日 著者:大鐘 稔彦ロリヰタ。
今までいくつか野ばら作品を読んだが、凄く好みながら、これをおじさんが書いてるのだよな。と思ってしまい、そう思った自分に幻滅した。 ロリヰタ。の冒頭部分を読んで、そんな自分を猛烈に反省させられた。 嶽本野ばらがロリータを好きだと云うと、ロリコンだと思われると書いてあって、女の子はスカートを穿いても赦されるのに、男性がスカートを穿くと変って云われるみたいなところがあって、猛烈に反省させられた。 「ロリヰタ。」も「ハネ」も素敵だった。
読了日:10月22日 著者:嶽本 野ばらポロポロ (河出文庫)
渋い文章だった。
読了日:10月23日 著者:田中 小実昌バスにのって
わたしのブログと大差ない文章だ。
読了日:10月23日 著者:田中 小実昌香具師の旅 (河出文庫)
時代を切り取った感じ。
読了日:10月24日 著者:田中 小実昌狂人日記 (講談社文芸文庫)
つながりたい、つながれない。惹きつけられた。
読了日:10月25日 著者:色川 武大色川武大 (ちくま日本文学全集)
「いねむり先生」で色川武大を知った。才能を感じる。
読了日:10月26日 著者:色川 武大異邦人 (新潮文庫)
絶望の果てにはじめて光があるんだな。わたしが自殺未遂の果てにはじめて生を見出したのと同じようなものかな。
読了日:10月26日 著者:カミュペスト (新潮文庫)
【上巻】面白い。続きが気になる。早く下巻を読もう。ペストと云う圧倒的に暴力的な事態に翻弄される街。
読了日:10月27日 著者:カミュペスト (新潮文庫)
【下巻】面白かった。いろんな職業の代表的な人が闘って行く。圧倒的な天災の中で真の人間性を見せて行く。読んで善かった。
読了日:10月28日 著者:カミュルパンの冒険 (アルセーヌ・ルパン全集 (3))
嗚呼、なんて面白いのだろう。公爵がシャルムラースの城館を発つ前に灯りをすべて燈してまわる件とか、愛らしくて堪らない。ソニアを逃がすところとかビクトワールの馬車をすり替えるところとか、最高。
読了日:10月29日 著者:モーリス=ルブラン奇岩城 (アルセーヌ・ルパン全集 (4))
イジドール・ボートルレがメイン。もちろん、ルパンはイジドール・ボートルレの何枚も上手を行くのだけれど、イジドール・ボートルレがずっと華々しく活躍する。だからこそそれがルパンの掌で踊らされているだけだったのが判る瞬間瞬間が非常に小気味よい(マシバン氏の公開状、偽マシバン氏、バルメラの正体など)。しかし、ルブランの想像力には脱帽させられる。小学生ではじめて読んだ時にはレイモンドを殺したホームズを憎らしいと思ったものだけど、今回も憎らしく思った。
読了日:10月30日 著者:モーリス=ルブラン813 (アルセーヌ・ルパン全集 (5))
セルニーヌ公爵はともかく、ルノルマン部長に至っては、ドゥードヴィル兄弟が気の毒だと云う他はない。それにしても、この作品のルパンはかなり悪い。
読了日:10月31日 著者:モーリス・ルブラン怪盗紳士ルパン (アルセーヌ・ルパン全集 (1))
ルパンの逮捕、獄中のアルセーヌ・ルパン、ルパンの脱獄と云う流れはまさしく傑物の登場を予感させて、見事だ。
読了日:10月31日 著者:モーリス・ルブラン
2011年10月の読書メーターまとめ詳細
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