最近、電子出版をよくしている。
絵はとても描けないので、専ら写真素材に文字を入れて、電子出版の表紙にする。
画像の加工には、GIMPと云うフリーソフトを使っている。GIMPは優れものだ。縦書きできないくらいで写真屋と較べても遜色ない。
わたしは四肢麻痺なので、もちろん文字を入れるだけでも大変だ。
視線でマウスを動かし、クリックしたいところでジョイスティックのボタンを押す。文字を入れるのにもハーティーラダーの文字入力を使う。
凄くちまちまとした作業だ。
それでも、自分の力でやれると云う悦びは計り知れない。
ハーティーラダーもフリーソフトだし、GIMPと云い、写真素材と云い、ほんとうに素晴らしい。



少女は行進する。

倉橋柚里(ユーリ)は劇団に入って芸能活動をする高校生だ。劇団の演出家と同性愛関係にあると云う噂に加えて、ドイツ人とのハーフ故の緑の眸が柚里を周りから浮き立たせている。
ある日、柚里は保健室で学校の地縛霊・椿子に出逢う。椿子に惹かれた柚里は誰にも打ち明けられないでいた秘密を打ち明ける。それから、椿子の正体探しがはじまる――。幽霊との百合恋愛。



ゆきのおくりもの

ゆきという子どもがいた。雪の種族だった。
南の雪が降らない街の学校に転入したゆきは南の子どもたちに雪の話をする。
雪を見たがる友達にゆきは雪の種族の力で雪を降らせる。
しかし、ゆきの躰は弱っていき――。