カーテンレールが壊れていた。高内くんがそれを直してくれた。
かなり苦労していて、五分くらい格闘していた。
「できた。」
「おめでとう。」
「ありがとうやろうもん。」
確かに。
「ごめんなさい。ありがとう。」
「まったくいつもはバーゲンセールみたいにありがとうと云うくせに。」