パソコンなしからの脱却が図れた。一週間ぐらいはあきらめて大人しくデージー図書を聴いていようと思い大量に借りていた。だが、修理には二週間ぐらい掛かるそうで、心優しい美加ちゃんが、自分のパソコンを貸し出してくれることになった。美香ちゃんのパソコンは小さくてかなり古い、スマートナビも導入していないので文字入力も遅い。でも、パソコンがあるだけで私は幸せだ。
「あのパソコン誰の」
奥村さんが聞く。
「美加ちゃんが貸してくれた。」
すると奥村さんは多分可哀想と云う意味だと思うけれどこう云った。
「美加ちゃんって、不甲斐ない。」
なんだか名よりいっそう可哀想な感じだ。