夜勤の高内くんにお腹を殴られた。痛いといって大騒ぎしていたら
「よええ。」
と、また殴られた。
「麦でも何でも、一旦踏んでやらないけんと云うやろ。」
めちゃくちゃな理屈だ。わたしは、尋ねる。
「それで、何が芽吹いているの?」
高内くんは少し考え云う。
「反骨。多分今凄い反抗心が育っていると思う。打倒高内みたいな。」