短歌をあいうえお順に毎回5つずつ連載します。
今回はか行。
髮切りて潔くも涼やかに君の眞白き項が匂ふ
君笑みて應へて僕も微笑んでなにとはなくて吹き拔ける風
狂ほしい僕の刹那の眞實は假令ば君を好きと云ふこと
啓示さるごとく思ふは君とゐる今の瞬間包む永遠
言靈があると云うなら何度でも繰り返すから君との誓ひ