今日のおやは、フルーツポンチだった。
大徳寺さんがわたしの手をひざに乘せようとしたときに、生成りのジャンバースカートが一緒に持ち上がった。
「ジュディオングやね。」
わたしは歌う。
「♪なんとか、かんとか、かんとかエイジアー♪」
「もうそんなん云うけわからんくなったやん」
わたしはもう一度歌う。
「♪なんとか、かんとか、かんとかエイジアー♪」
「もう知らん。」
大徳寺さんは去って行った。