今日のおやつはスイートポテトだった。
施設で、味噌作りがあった。
だが今日はお風呂の日だ。わたし大体10時からお風呂にはいるが、味噌作りも10時から。それで、急いでお風呂に入った。
「味噌があるけ早く洗ってやらないけん。」
「何かその言い方だと材料みたいね。」
「味噌があるって言い方可笑しいね。」
等と云いながら、ヘルパーさん達が風呂入れをしていた。
わたしは云った。
「味噌にならないといけないから、シャワーでいい。」
「なん? ミカヅキさん。味噌になると?」
ヘルパーさんが躰を洗いながら聞いていくる。
「うん。」
「ミカヅキさん、大豆なん?」
「そう。」
「あ、そうなん。私は麦やけどね。」
一瞬意味が判らなかった。
梅本さんは、さらに言葉を重ねる。
「私と時永さんは麦。ここ麦派は多いよ。主任も麦。私は焼酎も麦」
意味が判った。ビールと焼酎だ。
それから梅本さんと時永さんは、どっちが麦かを譲り合っていた。
味噌作りには両親が来た。
味噌作りは単純だが大変だった。大豆と麹を混ぜ合わせるだけだが、ひたすら混ぜるのだ。
そして、半年間寝かせると云う。
甕にチーム名を書くと云うので、わたしは「味噌子」と云ったが、父親が「味噌っ子」と書いた。
二個目の甕には、母親が「味噌子の子を娘にしてください。」と云った。チーム名だから同じ方がいいんじゃないかとわたしは思ったのだけど。
「大きくなったんよ。」
とのこと。その場にいた人が一言。
「じゃあ次は味噌婆ですか?」
一同大笑い。