2008.07.01.
「リトル ミス サンシャイン」と云う映画のDVDを弟が借りて来てくれて、観た。相当面白かった。独りで観ていたのに、笑い声を上げてしまった。
売店に行ってみたかったのだけど、閉まっていたので、木屋瀬のサンリブに行った。茶蕎麦と唐揚げを試食して、豆乳を買った。弟が髪を洗って呉れた。
リハビリのとこで、死体ごっこをしていたら、理学療法士が、理学療法の学校では解剖実習があったと云っていた。わたしが、「人体の不思議展が好き。」と云うと、「人体の不思議展は、僕も行ったけど、ホルマリン漬けの死体はとてもあんなもんぢゃなかった。」と云っていた。
飴の助手さんのMちゃん(遂に名前を覚えた!)からまた飴とチロルチョコを貰った。
病衣の胸元がはだけていると云うので、おばちゃんの患者さんから、猫の洗濯バサミを貰った。それくらいいつも目に余る程、はだけていたのだろう。
2008.07.02.
昨日の映画に色盲の子が出て来た。hydeは、色弱だ。わたしも今、凄く目が悪くて、微妙な中間色が判らない。ピンクと紫とか、赤とオレンジと茶色とか。
七夕会があった。ほんとは日本舞踊の慰問だけだったのだけど、主治医がとび入りで、「幸せなら手を叩こう」を歌った。その時「ミカヅキさんもどうですか。」と誘われたので、ステージに出た。わたしは、「幸せなら握手しよう」と歌った。
電動車椅子のデモ機が来た。だけど、手帳で申請できるのは、在宅か次に行く施設が決まっている場合らしい。申請が受理されなかった場合、自費でって、お父さん達を説得出来る?と訊かれて、ちょっと云ってみたけど、勿体無いと云われた。
今日の一首。
核心に 触れないようにさえ していれば 仲良き振りを してられるのに
前にK病院で話し合った時は「九月くらいには、家に連れて帰る」と云って呉れていたのに、A病院に行ったら、「今年度いっぱいは無理。」って云われて、それだけでも話が違うと思っていたのに、今度は「2,3年」と云われた。もう何を信じればいいのか判らない。絶望だけはしたくないのに。
弟が髪を洗って呉れた。助手のMちゃんに貰ったチロルチョコを食べた。ミルクとポンジュース。Mちゃんは、また帰りに来て、飴を大量に呉れた。
2008.07.03.
家族が来たら、今日こそ核心に触れてみようと決心したのに、こんな日に限って、誰も来ない。
Mちゃんが帰りがけにまた飴を呉れた。
2008.07.04.
Mちゃん(飴の人とは別人)と云う看護師さんが21歳だそうだ。相当偉い。わたしなんて、21歳で働こうなんて夢にも思わなかった。
看護師さんで、歯磨きの時にいつも、「ぐすぐすぺ」と云う人がいる。濁らないのだ。その人の名前も今日判った。Fさんと云うのだ。
ご飯の後、看護師さんが、入り口のおばあちゃんに薬を飲ませていたら、むせた。そのおばあちゃんが涙声で「いっぺんに入れるとか、酷い。」と云っていた。
入り口に、車椅子の人影があって、そのおばあちゃんと見詰め合ってて、「この二人の間に恋が芽生えてたりして。」とドキドキしながら見ていたら、人影が口を開いた。「昨日はよく眠れました?」おばあちゃんだった。禁断の恋か。やられた。
作業療法士に、お父さんとの会話を話して、泣いた。「星野富弘さんっておるぢゃない。あの人あれだけの絵を描くけど、絵の具は全部人につけて貰うんばい。筆は口に咥えさせて貰うんばい。そう云う強さを持って欲しいなと、思って。」と云われた。
今日はお母さんしか来なかったけど、核心に触れてみようと思って、頑張った。だけど、「知らんよ。」と云われた。そんなものなのかもしれない。あれだけ苦しくて、いのちの電話に掛けまくっていた時期でさえ、何のヘルプも呉れなかった親なのだ。
2008.07.05.
わたしが核心に触れようと決意した途端、誰も来なくなった。今日なんて、土曜日なのに、みんなが来たのは、七時すぎだった。
「わたし、これからどうなるの?」とお父さんに訊いたら、「知らんよ。」と云われた。やっぱり。だけど、わたしは強くなろう。
Mちゃんから、カントリーマアムを呉れた。