ホラー好きなのでつい怖いものに惹かれて、一人で後で大騒ぎするわたし。周りがホラーダメな人ばかりであんまり共有してくれないんで一人で怖さと戦うのです。
今回は予想外にやってきた谷山浩子です。

最も谷山浩子はメロディとか声とかが美しかったりかわいかったりして聞いているうちに歌詞を聞き取れるようになって初めてあまりにホラーな内容で背筋が凍る、なんてのはわりと昔からあったからまあ想定の範囲内か。

あと、その日の状態によってすごく怖い歌になる歌とかってありますね。
わたしは、この間ゴシックな白雪姫がモチーフの部屋で、ラルクの「HONEY」を歌う機会があって、いつもはちょっとした毒をもって(何でこれがさわやかなラブソングみたいにヒットしたんだろーという思いが発売当初からあって)歌うのですが、それがいつもより効きすぎて、自分で歌って自分で怖がってました。

♪乾いた風を絡ませ、あなたを連れて行くのさ~
という曲ですけれど、あの歌、

主人公は実は死んでしまっているという設定なのです。

それをいつもより強めに意識して歌ったら自分でめちゃめちゃ怖くなって、部屋の内装もゴシックな白雪姫でめちゃめちゃホラーな感じになってて、あんまり怖いのでちょっと泣きました(爆笑)。

ラルクは・・・・というか、どいはち作詞はまあ大体においてそういうダークな裏設定があるので毒のある歌はいっぱいあります。
それに、谷山浩子を加えたら、ホラーカラオケ大会が出来るかも。なんて考えました。

ホラー・オカルトしばり!みたいなね。
あんまりない企画かな、と。今度やってみたいな。

・・・・とこんなことを考えているうちに谷山浩子アルバム、最後の曲に到達。「偉大なる作曲家」

♪偉大なる作曲家 死んで土の中
腐敗して溶けて ほとんど残ってない
分解して 骨ー 分解して 骨ー♪

ってサビなんですけどーーーー。こえーっよ。
いや、好みだけどね。

***
水槽の中に閉じ込めたあなた
真白きその肌 ふやけて腐るの

いけないのは あなたよ
微笑みばかりを見せるから

眩しくて
手折ってしまいたくなる
旬のままのあなた

永遠があると気安く云うから
残酷なあなた 沈めてしまった

水の中ふやけてく
あなたの美貌見届けて

その先に
永遠が見つかったか
僕もそこへゆこう

水槽の
 底でふたり水に抱かれて
 音のない世界で
 平和を知るの
***
これ、わたしが自分に退院祝いに作った歌なんだけど、いまわたしのも残虐系だったかしら、と歌詞を見直してみて、いやわたしはかなり平和だーーーと思いました。