わたしが自分のサイトから逃げてひたすらこっそりとやっていたブログもここのところの報道規制で休止状態にあって、復活のタイミングを図り損ねていたのだけど、ちょっと前にようやく久しぶりに近況をつづったところ、数少ない読者さんから「千年に一度の666の日に復活するとはさすが」みたいなマニアックなコメントをいただいてすごく笑った。更新に気づいただけでもすごいと思うけど、そんなところまで読み取ってくださるなんて…なんてマニアなんだ、この方、と。

サイトのお客様とかも思い切って書き込みしてくださったりして仲良くなったり、わたしの手作りの本を買ってくださる方とか、けっこうマニアックだと思う。ファンだといってくださる方もいて、いろいろ恩恵も受けていて、実際にお会いすることもあるのだけど、けっこう皆さんカメラとか録音機材を持参されるので面白い。
いや、わたし一般ピーですから、みたいな(苦笑)。

カメラは一緒に映る以外はご辞退いただいて、一緒にプリクラをとるとかにしているけれど(苦笑)。わたしがなんだかんだ云っていまだにプリクラ機と仲良しなのは、オンオフに限らずわたしの写真を欲しがる奇特な方が多いからだ。
面接とかオーディション用に写真が入用で撮っても、余ったものをみて頂戴というひとは多いのだ。まあたしかにかなり面白い写真たちだということは認めるけど。

もちろんわたしが書いた日記の一言とかでショックを受けて「信じていたのに」とか「応援していたのに裏切られました」みたいな人もいるわけで、いやちょっとまて! もうちょっと落ち着いてくれ、みたいな話にもなるけれど。
ネットだけでわたしを知ってる人がこういう勘違いをしても仕方ないと思うけれど、リアルにわたしを知っている人にも一部このタイプの人がいるのでけっこう怖い。

なのでオフラインの友達とかには基本的に自分のサイトとかを教えないようにしたりはしているのだけど、それでも見つける人は見つけてくるからすごい。わたしのことを好きだといってくれる人というのは基本的にそうとうマニアックな人だ。

でも考えてみると、学校時代のわたしの友人関係とか、たしかにおかしかった。あとみんなマニアックだった。
みんなわたしを愛してくれた。
わたしがたしかにものすごく変わっていていろんな意味で目を惹いたというのも振り返ってみればわかるけれど、それにしてもよく愛してくれたものだと思う。

たとえば、
■靴の紐を自分で結んだことがない
(解けたといって足を示すと誰かがしゃがみこんで結んでくれた)
■バレンタインチョコをもらわなかったことがない
(これはいったいなんなんだろう。みんながかなり競い合って趣向を凝らしてくれていた記憶がある。明らかに本命というのもあったけれど、それ以外の人たちはいったい何を競っていたのかすごいなぞだ。ずっと共学だったんだけど。後に大人になってからもなんだかんだとバレンタインチョコをもらい続けているけれど)
■いろんなことを教えてくれた
(音楽とか漫画とか、ほとんど人から借りたりもらったりしたものから入っている)

そんなわけで、とりあえず甘やかされていたんぢゃないかなと思う今日この頃。
だって、「ありがと、愛してる」とか「愛してるから~して」だけで、すべての奉仕にけりがついていたし。
やっぱり変だな、思い返すと。

一応大人になってからはこういう発言が誤解を招いて勘違いな恋愛沙汰が多々起きたのでだいぶ気をつけて「愛してる」の使用頻度は当社比0.1パーセントくらいに減らしたけれど(苦笑)。いやもっとかな。無作為な対象に対してひとりについて一日3回くらい云ってたのを、相手を限って云うことにした。
あと、ただ「愛してる」ではなくて、「君のこういうところを愛してる」とか、場面を限定する配慮も(苦笑)。

まあそれでも愛情が暴走してみたいな事態は、やっぱり常に存在していて、すごく面倒くさい。
面白いうちはいいのだ。笑って受け流せるうちはいい。
常軌を逸してきても、面白ければわたしは許す(苦笑)。
でもなんだか身の危険を感じるようなことになっていって仕方なく切り捨てるしかない場合も多々ある。
そんなわけで過度の愛情さえ除けばほかはすごく面白い人材だったのに、みたいな友達を過去に幾人もなくしている。

それでもって今またそんな場面に直面している。

ただ執着だけってのは本当にうっとうしい。
勘弁して欲しい。
執着するのは勝手だけど、自己愛的な攻撃にはうんざりだ。
自分がこんなに惹かれる相手が自分をすきぢゃないなんて許せない、みたいなかんじの。

1、自分に魅力がないんだ
2、カゲリちゃんは自分の愛情を利用しているんだ

まあどっちかに論理は分かれるわけですが。いま悪いけどうっとうしいと思っている二人はこの両方を使ってきます。
そのときどきでこれを見事に使い分けます。その卑屈さは驚くべきものがありますが(苦笑)、この二人に同時攻撃に出られるとわたしはとりあえずものすごくブラックになります。

土曜日はまさにそんな状態で、信じられないくらい荒れました。
うち一名は「そんなに私に魅力がないなら、二人で音楽活動をすればいいだろう。いいよ、抜けてやるよ」とかキレられて、わたしは本気でぶち切れたですが。だってもともとその人の曲を歌って欲しいという企画で、わたしもアレンジャーさんもあとから巻き込まれた形で企画に乗っているんだから、抜けるも何も、お前の企画だろう、と。被害妄想もいい加減にしろ、と思って完全にキレたので、電話でとりあえず徹底的に封じ込めました。

あと、一名は、もう、ちょっとお手上げです。
「きらわれた。愛される価値がない」みたいなのはいつものことですが、ブログによると手の甲に包丁をぶっさしたいそうで、勘弁してくれ、みたいな(苦笑)。心配して欲しいからとか、許して欲しいからとか、いろいろ並べ立ててはいますが、自傷を人の気を惹くために使うなよ、中学生ぢゃあるまいし。
偶然ブログを見てしまった自分が恨めしいです。ここまでうっとうしい思いをしなくてすんだはずなのに(苦笑)。

とりあえず、わたしの判断が遅れたために彼女は一度実際に死にかけたことがあったから、何か手を差し伸べといたほうがいいことはわかってるんだけど、でも悪いけど何もする気にならない。
そんなことブログに書いてる暇があったら包丁でも何でも勝手に刺せばいいだろう、みたいな。指が動かなく