いい加減熱が下がらないので、白夜邸に押しかけて遊んでもらった(この発想はおかしいけれど、眠れもしなくて寝込んでいるより遊び倒したほうがいいという論理)。

もう、もう、やばい。
興奮冷めやらないですよ。

壱。ライフルとか、撃ちまくり。
やばい、しってたけど、やばい。
いったん手にしたらもう戻れない世界だと、知ってたからこそ、今まで手は出さないようにしていたのに、実物を持つともう、やっぱり最高ですね。
撃ったあとの手ごたえとか、いちいちたまらない。重みとか、質感とか、日本のおもちゃはよくできてますね。
トカレフ改良型が欲しいなというのが子供の頃からの夢だったんですが、ライフルも散弾銃も何もかもそれぞれいい。
あー、やばい。

弐.果てしない音遊び
CDをかけまくったり、ピアノを弾いたり(わたしはその背後で勝手に歌を作ったり)延々と自宅スタジオで遊ぶ。もう、何の節操もない。こういうセンスはいいとか、このはもりはいいとか。
メンデルスゾーンから、ゆうきなえまで、もう延々とかけて(苦笑)。
音楽遍歴を語ったり、バンドをやってた頃のこと、とりあえず、二人がかかわっているプロジェクトについて、延々と。

参.表現とか独創性とか作品について語る語る
此処で、サウンドホライズンを聞かされて、もう、打ちのめされる。
もう、一瞬一瞬にやられる。
あーもう、わたしが曲書かなくてもいいぢゃン、と思ったり、いや、負けねーと思ったり。

四.ロボット技術からなぜか先行者の話
白夜氏的に先行者ブームらしい。いろんなロボットの話とかサイボーグ技術の話とかから、なぜか先行者をエヴァでやりたいという話に二人ではまりこんでしまって。
もう、おかしいから、みたいなノリで。

とりあえず、中華キャノンをシンジ君が練習するというネタに二人ではまる。
「目標をセンターに入れて・・・」
「あのうつろな目でね」
「そりゃうつろな表情もなるよね」
もうはっきり云っておかしいですこの辺の会話は。

そこでさよならして、わたしは帰途についたのだけど、
もう、連想は止まらない。

夏服の中学生が入ってきただけで、リフレインが始まる。

で、わたしは常備薬を取り出してなんとか平常心を取り戻そうとする。常備薬というのはわたしが常にかばんに入れている数冊の本のこと。時期によって違うけれど、最近の核となっているのは「デミアン」。

そんなわけでデミアンを開くと、ちょうどジンクレールが級友と禁欲とか性的抑圧が重要かどうかを論じている場面で、苦笑してしまう(苦笑)。

その後電車で少しうとうとして、気がつくと、少し寝ぼけた状態で銃の練習をしていた(手が)。そこでまた、リフレインが始まる。
「目標をセンターに入れて…」

ちがーう!見たいな(苦笑)

んでまたデミアンを開くと今度はデミアンが「しるし」について親しげに語りかけてきて、しばしそれに思いを馳せる。

と今度は別の歌が。
「きーみのーこころにーしるしはあるかー」

うわ、もうなんとかしてくれ。みたいな。

この連想はもちろん理由があって、今日一日わたしが浸っていた世界というのはわたしが大学時代ヘビメタ系のバンドサークルの先輩たちにかわいがってもらって、いろんなことを教えてもらったかんじとすごく似ていたからだ。(ガンダムとか、バンド練習後に見せてもらった)。
その先輩たちがやってた戦隊もののめちゃかっこいいバンドがわたしの中には深く刻まれているからだ。
本当にかっこよくて、レベルが以上に高くて、大学内に公認のファンクラブがあって、200人くらい会員がいるような人気バンドだったのだ。

とまあ熱くなりすぎたけど、なんか、やっぱり本腰入れないとな、と思った。小説と向き合うべきだし、音楽に関しても、同じ姿勢で臨まなきゃな、みたいな。
逃げてる場合ぢゃない、うん。