ジキル博士とハイド氏はまた後程埋めるとして、そのあと出かけた。ショートヘアは恋人には好評だった。似合っている似合ってないではなくて、髪でここまで印象を変えられることに感銘を受けてくれたご様子。

それから一人になったあとで、ドドール。ガムシロを眺めていて小説を書き始めるわたし。
1、会話シーン(小説本編)
2、入れ子構造の、会話に影響を受けて主人錠が書く小説
3、その小説の中で主人公が古典的効果を出そうと思って挿入する書簡たち

というわけで書いているうちにどんどん書くものが増えていってわけがわからない。発想が飛びすぎだよ…みたいな(苦笑)。小説本編については冒頭のきっかけ会話しかかけてないのだから非効率的にも程がある(苦笑)。

そこで閉店時間を迎えてしまって今度は渋谷駅のホームで終電ぎりぎりまで粘る。
そのおかげで帰りの電車で偶然レパの方とお会いしたのだけど、20秒ぐらい誰だろうこいつはという顔で見られてしまった。その人のひとみがとても美しかったので声をかけた(というか後ろから方をたたいた)のだけど、わたしとしては小説の世界から戻ってきてなかったのでその人の名前が思い出せなくて(苦笑)、それで無言で行動し合って20秒近く。わたしはようやく気がついた。声を出せばいいのだ(わたしは声ばれする人だ)。
それで、「お疲れさまです」と云ってみた。何とか相手はわたしをわかってくれて、改めて驚きの目を見張った。
「変装です」
「え、じゃあいつものは?」
「ああ、単なる女装ですよ」
この表現にはたぶん大変な説明がいるのだけど、時間もないので一言でまとめた。
彼は何度もわたしを眺め、そっちの方がいい。そうやって劇団にきなさい。うん、いい。そうやってだんだん落ち着いていくんだね。と云っていた。

個人的に鏡をみた限りビジュアル系ファンのパンクロック中学生にしか見えなかったんだけど、まあ半分くらい目論見は成功と云ったところかな。

施行錯誤の途中。ショートヘアはセットが必要なのだと昨日気がついたのだけど、正直髪をセットする習慣と云うのをわたしは持ちあわせていないので要練習だし。それに本来の目標までにはまだまだ遠い。

うまく変身できたら、彼はきっと「ようやく落ち着いた」とは云わないだろうな(苦笑)。