声が出なくて出なくて困っている。舞台だってあるし収録に至っては待ってもらっている状態。自分的にも熱ならいくらあっても平気だけど、声が出ないというのは痛い。というわけで、喉医者のところに動かぬからだに鞭打って行ってきた。喉医者というのは、わたしのかかりつけの耳鼻咽喉化の先生。とにかくすごい。いろんな意味で声はわたしのライフラインなので、彼のところにj駆け込むときはいつもエマージェンシーな感じなんだけど、彼はそんなわたしの危機をいつでも拭い去ってくれる。「大丈夫だよ、声帯は傷ついてないから」この一言と声帯写真の鎮静効果は計り知れない。

しかし今回の痛めようはちょっと自分でも怖かった。公共の場所だといつも注意されるくらいよく通ることしか能のないようなわたしの声が、まったく届かない。狭い部屋の中にいても相手に声が届かないなんて生まれて初めてのことで、背筋が寒くなるくらいショックで。
喉医者はわたしの声を一声聞くなり「はやくなおしましょう!」と力強く行って云ってくれた。「次の仕事はいつ?」と。

思えばわたしはいつでも「明日から舞台が」とか「週末レコーディングなんです」とか、そんなんばっか。喉医者はそう云う人の専門家だからちゃんと助けてくれるけど。
今回なんてひどい。「えと来週くらいに舞台があって…てゆーか既に声の収録もひとつ待ってもらってて、」だもん、おいおいおまえ、みたいな。でも喉医者はちゃんと助けてくれるのだ。すごいなあ。わたしはまだ将来自分が何をして生きていけるかわからないけど、あんなプロになりたい。

それから、熱が出てきたので丸ビルで食事と休憩。でもこういう場合休憩しているうちにどんどんひどくなって余計帰れなくなったりするものなので、よしかえろう!と意を決してみたもののエレベーターで一階まで降りるのが限界で思わずコンシェルジェのお姉さんに助けを求め、車椅子へ救護室へ。
駅とか大きなデパートとか遊び場とかにはたいてい救護室があるものなのだ。丸ビルにないわけがないという読み(脆弱人生から得た経験上)。

救護室は警備防災センターの奥で、警備員らしきお姉さんが迎えに来てくれてお世話もしてくれたんだけど、ガーディアンエンジェルみたいな赤い制服がカッコいいうえにやさしくて「大丈夫だからね」と何度も云ってくれたり氷枕作ってくれたりしてありがたかった。

氷枕は偉大だ。三時間くらいで二回に分けてわたしの熱を7度ジャストまで吸い取ってくれた。その代わり相手はちょっとしたお湯みたいになったけど(苦笑)。

ところで今までの救護室の中で一番は新宿伊勢丹。ふつーにバイタル測る機械とか専属の看護師が何人もいたりだとか、ちょっとした病院以上だった。でもあの時はもう意識が戻ってるのに担架で運ばれて恥ずかしかった。ストレッチャーに乗ってない担架だからかな、しかも売り場の中をお客さんをかき分けて進むから。その点、車椅子に乗るのは慣れてるしきらいぢゃない。

とりあえず、新宿で具合が悪いなと思ったら伊勢丹に云ってみるヨロシヨ。
ってなんの布教活動だ(苦笑)。

これ書いてる間に結構日にち経っちゃった(苦笑)。えと喉医者行ったのは4/4で4/3は弟の家に行ったら留守で熱だして倒れてしまったのだけど、夜中に二人でお花見しました(朝誘ったときはむげに断られたのに、彼なりのフォローなのか、)あ夕方に学校終わってからならいいよと電話をくれくれた)。4/5は逃避と悪夢と混乱とお医者さまとの電話。あとは結構ボーっとして妄想して小説書いて、ボーっとしすぎてバイト先からの出頭命令をすっぽかしちゃったりで(まだ昼過ぎだと思ったら営業時間終わってた)。まあ要するに。

基本的には寝込んでて、引きこもり。ってかんじかな。電話とかメールとか変わったのに、誰にも教えてなくて、プライベートはまあいいんだけど劇団のMLとかの情報からまったく取り残されてるのは問題なんだけど、でもなんかだめで。
とりあえずわたしの携帯にはいっている劇団関係者はたった一人。まあ大好きなあの子、なわけで(苦笑)、ほかの同期に悪いなあと思いつつ。まあ別に連絡をとっているわけではないので向うからしたら変わりはないと思うけど。
連絡をとっているのは恋人史桜ちゃんと白夜氏のみかも。これはかかわっているラジオ企画の関係者なのだけどもう一人の相方さんからのメールは今のところするーしてしまっている。ごめんなさい。

と長々書いてたらまた熱が出てきたので寝ます。おやすみなさい。