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眠り姫の奇病


断食をすると眠くなるらしい。そのせいかわからないが、お休みの日は大変に眠い。引き込まれるように眠ってしまうので、また食べそびれてしまい、眠さに拍車がかかる。その繰り返し。

学校に行くときはさすがに起き出す。お腹も空くから御飯も食べる。
一日おきの食生活である。
だから体調を崩したりして学校を休むと、丸三日断食をする羽目になる。
わたしの生活、見事に破綻している。

買い物に行けないから、うちに食材がないのがまずいけない。お腹空いたと思っても、外に出るのが面倒でうだうだしているうちにまた眠くなってしまうのだ。
寝ているとき以外は大抵独り言を云う。あぶないひとみたいだ。
わたしの独り言癖は幼い頃からのもので、家族と住んでいるときもひとりになるわずかな隙にはすかさず会話が始まっていた。
そう、「会話」なのである。

「ちょっと、どういうこと、ポール」
とか、いきなり始まるのだ。云っている本人にしても、何について問い詰めているのかまったくわからない状態である。
「なんのことかな…?」
「惚けないで。あたしの目がごまかせると思ってるの? 庇ったんでしょ、あの子のこと」
「買いかぶり過ぎだよ」
と、こういう調子で話が展開してゆく。
そのうちにストーリーが出来上がってきたりもする。そして、そのうちの一部を後から書き留めたものがわたしの小説。

当然、台詞(独り言)には抑揚も感情もついてくる。云い争いをしているうちにひとりが泣き出してしまったりすると、わたしは泣きながらもう一人に訴え掛ける。そして同時進行でちょっと困惑気味に慰めたりする。
云うならば、独りエチュード(ただし、登場人物は複数)。

こういうこと、他のひとはやらないのかなあ。表立って云わないだけで、みんな、ひとりになると独り言芝居を始めるのだろうか?
今年は是非その辺のことが知りたい。
 
 

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