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いのちのたび


いのちのたび博物館というところに行った。普段馴染みのある歴史・文化系ではなく、自然史系が中心の博物館。わたしが小さい頃気に入っていた、自然史博物館の後継者(?)である。ビルの片隅にひっそり押し込められていた展示室が、市がエキスポをやったのを機にパワーアップ。エキスポ終了後、会場跡地でさらに整備されて開館したのだ。地球46億年の命の旅を辿る、がコンセプト。

展示の目玉は恐竜の骨格標本。中でも特に目を引くのが、セイスモサウルスとワキノサトウリュウ。
ワキノサトウリュウというのは、地元で歯の化石が出て新種と確認された大きな恐竜で、体長は10mを超すと考えられている。(学名は脇野という土地で佐藤先生が見つけたことより来ている。)種類としてはティラノサウルス系でなかなか迫力がある。

岩石の展示から始まって、だんだんそれに化石が含まれるようになり、生物が進化してゆく。進化と絶滅を繰り返しながら、命の旅が続いてゆく。
それは余りに壮大で、不思議で、油断しているとそのめくるめく時の流れに飲み込まれそうになる。

よく集められていて、面白かった。ゆっくりじっくり見て回れば一日遊べそうな場所だ。

特に印象に残ったのは、絶滅の歴史というコーナー。
地球の生物たちは何度も大絶滅を経験してきていると云う。種の90%以上が滅びたり、生物が8割消えたり。恐竜たちが滅びたのもそのうちのひとつ。そうした大絶滅の時期を越えると生命の地図が入れ替わる。三葉虫がいなくなったり、アンモナイトやオウム貝型の貝が姿を消して二枚貝が主流になったり、爬虫類に変わって哺乳類が発展したり、脳の少ない哺乳類に代わって脳の大きい哺乳類が主役になったりしてきたのだ。わたしたちに馴染みのある話で行くと、縄文期に超氷河期になってナウマン象がいなくなったというのがあったでしょ? あれが5番目の大絶滅。大抵は地球規模での自然環境の変化が原因(恐竜のときはそれに隕石落下も重なったと考えられている)。
そして今がまさに六番目の大絶滅に当たっているのだそうだ。ただし、今回ばかりは自然環境の変化ではなく、ひとえに人間のせいなのだ。
 
 

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