忍たまミュージカルを見ているわたしの元に謎メールが届いた。曰く、
「女学生っぽい服持ってない?」
女学生…。
古めかしいデザインの清楚なセーラー服に黒髪のおさげ姿が浮かぶ。
が、そんな服を持ち合わせていようはずがない。
「えーと、どういうことかな? 女学生っぽいってどんなイメージ?」
とりあえず丁重に聞き返してみる。まず事態を把握しなくてはならない。
その返信。
「えーとねぇ、女子高生。」
ぷち。
思わず一人の部屋で叫ぶ。
女学生と女子高生は全然違うだろう!!
女子高生ならブラウスにリボンとプリーツスカートだし、清楚さなど不要! むしろすこしすれるくらいの勢いだ。
しかも、それならt.A.T.uの影響で持っている。
そう答えたところ、大学に居るからt.A.T.uで来い!と召集がかかる。
一体何事かというと…。
仲間の中に、マンガ家を目指す友人がいる。今は天下の某少年誌ですでに担当がついていて、作品が大賞を取ればデビュー決定という状態。
そのUさんのマンガのための資料撮影だという。
体調は悪いけれど、こんなふざけた企画乗らないわけにはいかない。
これに参加できないようなら、わたしはもう真性の引きこもりということになる。それはいかん!と協力決定。
行きました、大学へ、女子高生スタイルで(爆)。
いや、わたしはまさか、
自分の大学にコスプレして乗り込む日が来るなんざ、今の今まで夢にも思わなんだ!!
そればかりか、授業で使った教室で、高校生活を送るとは!!
人生、どこでどう転ぶか分からないものだ。
(つづく)
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