なんだか足止めを食らってばかりいる。
はじめ三度は自業自得、のち天災。

自業自得は、駅のネットコーナーと気分が悪くなったのと乗換え駅の花屋でマングローブの木を買ってしまったこと。
天災は、踏切で自動車と接触事故を起こしたとかで小田急線が止まってしまったこと。

電車が止まるのは珍しいことぢゃない。いつものわたしならいつまでだって待っている。
ただ今日はただでさえ足止めを食らったせいで学校に一時間は遅刻している。この上のんびりしているわけにもゆかない。

仕方ないので、振替え輸送というのをつかってみる。忙しい社会人にでもなった気分。
改札で振替え乗車券というのをもらい、それと元の乗車券を合わせて、JRや京王線の改札を突破。無事にだしてくれるかどきどきしたけれど、駅員さんたちのほうが手慣れていてスムーズだった。

それにしても、振替え輸送、だなんて貨物みたい。意思と判断力をもって自分で輸送されてくれる、わたしたちは便利な貨物だ。