倒れ込んだ友人宅で放置中。仕事に行った友人を待って、猫と共に眠る。
お互いの鼓動が伝わる。
発熱中のわたしよりも更に高い体温。
リズムが一つになる。
安らぎのときは、しかし、わたしの咳き込みで破られる。猫は少し恨めしそうに目を上げる。
わたしの喘息を悪化させるのはお前の毛なのよ。
出ない声の代わりに、わたしも恨めしく猫を見る。
そんな中断を挟みながら、夜が更けきって友人が帰ってくるまで二人で眠る。
いや、わたしも彼も猫だから、二匹して、と云ったほうがいいかもしれない。
こんな状態ながら明日から合宿。
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