世界のどこかにあったら良い。
寂しくて寂しくて独り寝に絶えられない人たちが密かに集まって、ただただ添い寝をするだけの場所。
友人に寂しいとメールしたら、そう云う場所を真剣に欲していた時期があった、との返事が帰ってきた。
添い寝倶楽部。
そんなものがあったら、今のわたしにはどんなに良いだろう。
何にもしてくれなくて良い。何にも要らない。
ただただ隣に誰かが居るという安心感。
即入会するのに、真剣にそう思う。
独り寝の寂しさよく和歌などにうたわれているけれど、今までそれをなめてかかっていたのだと思う。
最近のわたしは本当に脆い。独り寝に耐えられない。
何も出来ずに、寂しさに埋め尽くされた部屋でまんじりともせずに朝を迎えてしまう。
そんなときの自分の危うさにわたしは自分で自分を見放しそうになる。
添い寝倶楽部。あったら良いのに。
けれど、今のところそんな素敵な場所はないので、耐えられなくなって友人のうちに避難。
これで一時的には寂しさから開放される。
でも、わたしの寂しさの根っこはもっと深いところにある。
それが何なのか、自分でも把握できないのだけど。
知るのが怖いのかもしれない、とも思う。
でも早く見極めないと。
こんなんぢゃ、いつまでたってもわたしは前に進めない。
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