ゲンズブールだった人がいつの間にか作家になっていて旅先の民宿でであったわたしに自分の本をたくさん読ませてくれた。
その奥さんも作家で、わたしと同じくらいの娘がいるんだけど、その子も自然な流れで作家になっちゃうんだろうな、と思わされた。
それが羨ましいようなそんな夢。

プリンター購入の許可が下りた。卒論頑張ったから、と。
ずっとほしくてほしくてもう何年もお願いしてきたのだから、
嬉しくて嬉しくて踊りだしてもいいはずなのに、
何故かわたしを襲ったのは圧倒的に重苦しい罪悪感だった。
動けなくなるほどの罪悪感。申し訳のなさ。
わたしはなんて我儘なんだという思い。
プリンターなんかなくてもわたしは生きていけるのに、という。

そのあまりの苦しさに押しつぶされて友人に救いを求めたところ、
一緒に買いに行こうといってくれた。
そうやって気力を振り絞って行って見ると、やっぱり欲しい。
何事もなかったかのように滞りなく手続きを終えた自分がいた。
ついでにパソコンデスクまで購入。
罪悪感はどこへやら。

といってもやっぱり心の片隅にまだ巣食っているのです。
油断すると、頭をもたげてきます。
生きてもいけないくせに、何を欲しがっているんだ、と。