わたしにとって、それは弟だと思う。
あまりに辛すぎて、涙さえ出なかった。
誰かに助けを求めることもできなかった。
その瞬間に、電話をくれた。

彼なりにかなり気にかけてくれているのが分かる。
心配してくれているのが分かる。
学校のパソコン室にいるのに、途端に涙が溢れ出す。

わたしにはもう弟はひとりしか残っていないけれど、
そのひとりがものすごく偉大な存在だ。

涙が止まらない。