先生が本を買ってくれた。
是非見たいと云っていたので、自分の分を持っていっていたのだが、
まさか買ってくれるとは思わなくてすごく驚いた。
そしてすごく嬉しくなった。
今日は通販分を一件発送もしたし。
一気に二冊、わたしの手から離れていった気分。
ちょっとだけ、寂しく切なかったりもして。
こういう「前向きな切なさ」はいい。
昨日の二時間事件のことも泣きながら訴えてみた。
「それを父親に話さなければ意味が無いよ。」
もっともだ。
「お父さんはたぶん、あなたに近づくのが怖いんだと思う。
あなたの闇に引きずり込まれそうで。自分の軽やかさが失われそうで。」
それも分かる。
けれど、最初のころ、わたしはその軽やかさを
「わたしの病気への理解」から来ていると信じ込んでいたのだ。
安心できる場があると、思い込んでいたのだ。
そうやってようやくこちらでも居場所が少しずつできてきた。
そう思った矢先だったので、今回のことはひどくショックだった。
一歩進んで三歩はさがる。
ごまかしの優しさより、わたしは本気の闇の方がいい。
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