わたしはよくひとにお嬢様だねぇ、と云われる。
それは外見(服装とか)を見ていう場合とわたしの社会常識の無さからの場合とある。
いずれにせよ、わたしはお嬢様なのだと思う。
物理的というよりは、精神的な面で。
お金はちっとも無いのに、そんなことを全然気にしない(し、むしろ忘れている)。
お金なくても、わたしがすさまないのはそのおかげだとも思っている。
本当にせっぱ詰まったときは、小公女セーラにでもなれば乗り切れるしね。
でもわたしよりお嬢様なのがうちの母である。
今回も、娘が病気で帰ってくるというのに、
「わあ♪ わくわくするね、はやくあいたいね」
とのたまった方なのだ。
大学に当たり前に行って、大学時代からの恋人と結婚し、
男女差別がない公務員(教員)としてずっと働いてきた、
そんな風に恵まれた人の持つ、純粋な部分を持っているのだ。
純粋培養、というべきか。
わたしに云われるようなら、それはもう本当にそうなのだろう。
この親にしてこの子どもありというべきか。
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