というイベントに行ってきた。
9月の21日はこの一日だけは戦争をしない日[PEACE ONE DAY]と国連決議で定まっていて、
テロの日から21日間での間、カウントダウンシアターが開かれているのだ。

まず、9.11にインスパイアされた3本の短いけれど印象的な演劇(朗読劇に近い)。
お目当ての大好き劇団・風琴工房が参加。その演出の詩森さんがすべての演出を手がけている。
どの作品も、コトバが酷く印象的だった。
コトバが大きな、あるいは小さなかたまりとして投げ上げられていく。
受け取るか受け取らないか、のまれてしまうかはわたしたち次第。

それから、2本のダンスパフォーマンス。
鳥のようにしなやかでどこか危なっかしい脆さも秘めたかんじ。

ひとりコントという形態のちょっとブラックなお笑い。
やっている内容は相当ブラックだったり危険思想的だったりするのだけど、
それがお笑いとしてきちんと昇華しているところがよかったと思う。
社会派的な演劇をやるとき、いつも考えてしまう。
単に社会派なだけで終わってはいけないのではないか、と。
主義主張やそれにともなう感情だけではなく、
最終的な部分で普遍的な芸術として繋がっていないと意味がないのだと。
今回のお笑いは、この観客だからこそ成立したという部分はあると思う。
PEACE ONE DAYの企画意図に賛同して集まった観客だからこそ。
いわゆる一般的な社会に帰ったとき、それがどこまで通用するのだろう、そんなことを考えた。

最後はうたにあわせたタップダンス。
とてもよかった。
なんだか、踏みしめる足に魂や祈りを込めていくかんじ。
けれど、それが単純なリズム遊びの愉しさに紛れるというか。
気負いも過剰な思い入れもなく、心から踊っているというか。
踊ることが愉しくて、当たり前で、その中に常に魂がある感じ。

とにかく、いいイベントだった。
観に行ったというより、参加した、と云いたくなる。

東京近郊の方、ぜひ行ってみませんか?
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