ラヂオドラマを作りたひ。
もう昔からの、切なる願ひにして壮大なる野望。
敬愛する女優さんに主演と脚本をお願いして、
わたしは原作で、そんで原作者の権限を利用して、
わたしも女の子Aとかでこっそりちゃっかり共演♪
そんな、殆ど妄想な感じの夢。
頼まれて、知り合いの子供劇団の公演用の録音に付き合った。
その子供っぽい声ぢゃ絶対に無理、演出家から散々云われていたわたしが、
何故か、おかみさんを担当。理由は、やって欲しかった人が来なかったから。
こう云うやっつけ的な仕事はきらい。
だって、わたしで良いはずないでしょ?
わたしの声が欲しいわけではないんでしょ?
そう思ってしまうから。
けれど、引き受けた以上は全力を尽くす。一発OK。
そこもまたやっつけっぽくて、なんだかやだったり。
そう思っちゃうこと自体、わたしらしくなく卑屈っぽくてやだったり。
でも、間に合わせのつもりでわたしに頼んだのだけど、
思いの外、使えるという話になったみたいだったので、
とりあえず良しとする。
それよりも大きな収穫。自分の出るパート以外の録音が愉しすぎ。
経験者の強みから生意気にも微妙に演出めいた指示をしてしまったりして。
でも、それでやっていくうちにシーンがどんどん良くなっていくのがわかる。
役者さんたちも、どんどん開いていって、いいエネルギーが出て。
単純でわかりやすいのに、無限の奥行きを感じさせる素敵シーンが完成。
そんなこんなでラジオドラマ作りたい熱、一気に過熱中。
あああああ、やりたいっっ!!!
自分が出たいわけではなく、ただただつくりたい!!
やってくれそうで信頼できる仲間を集めて。
そしてわたしはナレーターとしてひっそりエンドロールを読み上げる(笑)。
あああ、夢は膨らむ。
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