ここのところ、見る度に気になっている。
爽健美茶の新CM。川原亜矢子さんが出ている、いい友達が出来ました、ってやつ。

あれ、絶対、

ただの友達ぢゃないでしょ~~~?

そう思ひません?みなさま。
アヤしすぎ…。
いや、好きなんですけど(爆)。
 

「同性の恋」といえば青鞜をはじめとするあの辺りの女学生もの(当時は「同性の恋」やそれによる心中事件が新聞を賑わす程の社会現象だったようです)。
残念ながら、まだ評論や研究本の中で断片しか読んだことがないのですが、大好きテイストです。

放送大学で今日、その辺の少女小説を扱っていました。
「花物語」という読者の声が紹介されたのですが、それがまた良かったです。
文体がとにかく好みなのです。
「なんといふ優しい物語なのでせう」とか「是非毎號毎號、載せてくださいまし」とか、普通に全ての文章が素敵。

ところで中で出てきた憧れの美しき先輩を細かーく描写している美文について、コメントしていたひとが、
「とにかく細かく描いてあるにもかかわらず、不思議と色気が匂い立ってこない」
と言っていました。男性が描く女性のような欲望がない、と。

本当にそうでせうか。

わたしにはものすごくちゃんと欲望が感じられました。勿論、それは男性からの視点とは違います。なんというか、匂いが違うのかも知れません。男性がそういう視点で女性を描くときには、ある種獣的な匂いがある気がします。
それに比べて「花物語」は植物的だというだけだと思うのです。

その意味ではわたしたちは、男性の視点からの女性描写に慣れ過ぎているのかも知れません。

誰かの視点を借りることなく、自分の言葉を使えるようになりたいものです。