文章が好きだ。
文章を書くのが好きだ。
言葉が好き。
言葉を集めるのも好き。
 
ことばがすき。
 
 
だけど、私は言葉を信用しきれていない。
 
言葉は共通概念であり、記号だ。
しかし、万人が全く同一の概念を有することはありえない。
辞書的な共通認識の上に、個人が+αとして持つイメージは無限だろう。
それが言葉の数だけ存在し、その選択や運用にまで絡んでくるのだとしたら。

どんなに懸命に言葉を練ってもそこにある誤差は埋めようがない気がしてしまう。
私にはそれが怖い。書くことすら怖くなってしまうほどに。
 
 
だけど、書くことはやめない。
危ぶみながら、おびえながら、
私は今日も言葉を紡ぐ。

いつか、
これが自分の言葉だと、胸を張っていえるように。
そして、独り善がりではなく、大切なことをきちんと誰かに伝えられるように。

信頼でき、納得のいく言葉を使えるようになりたい。